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サツキ (オランウータン) : ウィキペディア日本語版 | サツキ (オランウータン)
サツキ(推定1970年〜2012年9月25日)は、大阪市の大阪市天王寺動物園で飼育されたボルネオオランウータンである。このオランウータンは、「絵を描くオランウータン」としられた。5月に来園したので「サツキ」(さつき)と愛称がつく〔サツキ42歳 次はわが子をうでに 天王寺動物園情報誌 Together Vol.26 2012年6月15日号, ウーマンライフ新聞社. 〕。 == おいたち == サツキは1970年ごろにボルネオ付近で産まれたと推定され、船員が手に入れる。そして、日本に密輸され、船員が和歌山県のペット会社に持ち込む〔。当時、オランウータンの捕獲や輸出入は禁じられており、推定1〜2歳のサツキはスーパーで違法に飼育されていたところを大阪税関に保護された。〔朝日新聞デジタル:山あり谷あり42歳 オランウータン逝く 大阪の動物園 - 社会 2012年9月27日0時12分 朝日新聞 〕〔天王寺動物園のオランウータン「サツキ」死ぬ-仲良しの「ミミ」と離れた直後 あべの経済新聞 2012年09月25日 〕 天王寺動物園は大阪税関から保護飼養依頼を受け、1972年(昭和47年)6月1日にサツキを飼育し始めた〔。当時の天王寺動物園は、猿類の三輪車乗りや、電動自動車の運転、テーブルマナーの実演などの動物ショーが行われていた〔退職にあたって 天王寺動物園発行情報誌 なきごえ Vol.44-03 2008.03 Winter 〕。 サツキはぞうきんを渡されると、飼育係のまねをし、ぞうきんをしぼって周囲をふくことができた頭の良い個体とされる〔「私は画伯 天王寺のオランウータン きょうから公募展出品 “クレヨン”サツキちゃん」 2008年3月4日 田中博子 毎日新聞 〕。性格は温厚。
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